父の日
広島駅徒歩5分。女性や子どもが安心して通える壁面ガラスの明るいタップ教室。入会金不要。体験レッスン1,000円(要予約)。休んでもお金がムダにならないスタンプカード制。男女更衣室有。付近コインP100台有。問合せ090-2293-1874
ホームページ → http://ww5.enjoy.ne.jp/~tap/
6月の第3日曜日は父の日。
近くの神社で「父の日」のイベントがあった。
プログラムの中に「父に送る感謝の言葉」というのがあり、
三男ユキノブが発表することになった。
大勢の前でちゃんと発表できるように母親の前で何度も練習したようだ。
本番前日の夕食後、仕上げに、ユキノブは父の前でリハーサルをした。
「おとうさん、からてぎをかってくれてありがとう。
いっしょうけんめいれんしゅうして、げんきなからだになります。
おとうさんも、いつまでもげんきでいてください。」
なんだか、父はグッときた。
そして、本番当日。
司会者に連れられ、ユキノブがステージに立った。
司会者「お父さんへの感謝の言葉を5歳のドイユキノブくんが発表します。」
ユキノブ「・・・・・」
司会者「すこし、緊張しちゃったかな?」
ユキノブ「・・・・・」
司会者「1回深呼吸してみようか。」
黙ったままのユキノブ。
ちょっとアセル司会者。
すると、ユキノブが言った。
ユキノブ「・・・ブタ」
司会者「???」
ユキノブ「ブタ、ブタ、ブタ、ブタさんだいすき〜♪」
ユキノブは自作のうたを歌い、とっととステージを降りた。
場内爆笑。
ユキノブには、スタジオでタップダンスを教えているが、
人前で踊らせるのは、しばらくヤメる。
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