また、現代的なリズムのダンス
広島駅徒歩5分のタップダンス教室。入会金なし。休んでもお金がムダにならないスタンプカード制。男女更衣室有。付近コインパーキング100台有。お問い合わせ090-2293-1874
タップダンススタジオ タップ&ストンプ(荒神町5−8 キャッスル林2F)
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前回の投稿には、ダンス・武道関係者から、
いろいろ貴重なご意見をいただきました。
で、また、中学校保健体育のダンス必修化についてです。
まず、ダンスが必修科目になるのは、喜ばしいことです。
国や国民が、ダンスというジャンルを身近なものだと認知する、
ダンスのすそ野が広がる、という意味での功績は大きいです。
もっとも、認知していないのは古い体質の人たちで、
子どもや若者、子どもを持つ親は、とっくに認知しています。
次に、学校の先生よりダンスが上手な子がたくさんいる、ということ。
問題ないと思ってます。たぶん。
ダンスに限らず、サッカーや野球でも、そういう子はいるので。
ただね、
もし、これがバレエだったら、と思うんですよ。
文科省は、保健体育の先生にバレエ教えろと言ったでしょうか。
どこの学校でも運動会のソーラン節は先生が指導しているから、
現代的なリズムのダンスもできるだろう的な考えで、
文科省は、勝手にダンスのジャンルに難易度を付けてる、
と私は感じました。
現代的なリズムのダンスを教えるのは、やさしいと判断したのなら、
いささか腹立たしいです。
それから、今や、ほとんどの高校にダンス部がありますが、
おそらく、中学校にもダンスクラブがあるのが当たり前になります。
文科省は、小学校のダンス教育も視野に入れており、
そうなれば、近い将来、どこの小学校にもダンスクラブができます。
ダンススタジオは、もともと広域から生徒が集まるので
小・中学校でダンスクラブができても大して影響はないでしょう。
むしろ、ダンスのすそ野が広がれば、生徒は増えるかもしれない。
しかし、公民館や集会所の子ども対象のダンス教室は違うと思います。
そこの生徒たちは、小学校区、中学校区の狭い範囲から来ています。
指導者のスキルに差はあっても、学校のダンスクラブは無料です。
景気がよくない中、学校のダンスクラブでいいと考える親は、
けっこういるような気がします。
教育の施策にも、共存というコンセプトは、あった方がいいんです。
そういう意味でも、ダンスを教えている人たちを講師にするべきです。
ほかにも、
踊るのが苦手でやりたくない人まで必修でやらせること、
評価基準があり、先生がダンスの優劣や点数をつけること、
いろいろ不満な点がありますが、
最後に、これだけは、言っておきたい。
「現代的なリズムのダンス」のネーミングがダサイ。
「ヒップホップ」や「ストリートダンス」が無理なら、
シンプルに「ダンス」で良かった。